Comic S 早川書房創立70周年記念コミックアンソロジー〔SF篇〕
程度があまりにも低すぎたミステリ篇とはとても比較にならないほど、
こちらの方が全然良い。
こっちの方に「ミステリ篇」とタイトル付けても、
あっちよりもミステリっぽくもあるくらいだし。
ただ、やはり70年分と言われると、嘘だろって思う。
巨匠の作品も多いが、レジェント的名作ってほどではないかなとも思うし。
SFマガジンに掲載されたショートSF漫画の傑作選ってな期待で手にしちゃうと、
SFマガジンってこんなつまらない雑誌だったっけと、却って損しちゃうようなアンソロジー。
でもまぁ、こっちなら、三作選ぼうって気にはなる。
順不同で、手塚治虫「熟れた星」、萩尾望都「ラーギニー」、
今井哲也「おじいちゃんの書斎/宇宙」、ツナミノユウ「眼鏡を買いに」で。
あっ、四作になっちゃった。