Q.E.D.iff 8巻

 
「海辺の目撃者」
叙述形式の試みなんだけど、若干アンフェア気味だと思うなぁ。
漫画の表現って、小説に於ける地の文と括弧付きの会話や思考みたいに、
明確に切り分けられるわけじゃないから。
これを自由度と捉えて(あるいはそういう意識すら無く)大胆に攻め込むか、
逆に制限と捉えて映像化ならではのフェアプレイをきっちり意図するか
(黒子の犯人描写などはこれに当たる)、作者の自由かもしれないけど、
出来るだけ後者を狙って欲しいもの。
作者としては後者狙いだったのかもしれないけど、本作は前者に該当すると思えた。
 
白いカラス
単純なコンゲーム。騙したつもりが騙されて。
全体的にやりとりがユーモラスで愉しめるけど、ミステリ的には見所は少ない作品。