新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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ザ・コール 緊急通報指令室

TSUTAYAの110円クーポンにて鑑賞。

 

想像しろ、通話だけで少女を救え。

 
これまた、サスペンスの旧作棚で、表向けに展示されていた作品。
 
911のオペレーターが主人公で、上記の謳い文句。
94分間のノンストップ・アクション・スリラーという説明を見れば、
もう面白くないはずはないだろうと、ほぼ確信を持って借りた作品。
 
で、実際、その直感に間違いは無かった。
 
一瞬の判断が人の生命を左右する冒頭から引き込まれる。
とてもじゃないが、こんな仕事は出来んなぁ。
精神的に摩滅しそう。
 
誘拐が発生してからはホントにノンストップ。
ハラハラドキドキが途切れないし、何より的確な指示が心地よい。
心に寄り添う心理的な誘導も巧み。
やはりサスペンスやスリラーは理知的であることが、
佳作や傑作になり得るための重要な要素だよなぁと実感する。
 
賛否両論あるだろうラストは、個人的にはやり過ぎと思えたかな。
痛快ではあるけれど、解決後のことを考えてしまうとね。