掲載誌の移動に伴う、新しいシリーズの始まり。
そういうわけなので、特に何かが変わっているわけではない。
強いて言えば、燈馬くんが引っ越したことくらいか。
まぁ、いつも通りのQ.E.D.だった。
「iff」
目から鱗のようなユニークな着想のトリックミステリと、
人情物とをうまく融合させた作品。
ある意味このシリーズの王道的な作品なので、
新シリーズの始まりに選ばれるのも、まぁまぁ納得の作品。
「
量子力学の年に」
これまたシリーズ王道の一つでもある数学ネタもの。
量子力学の話だったり、マイナスの確率という話だったり。
論理パズルみたいなホワイまで一貫している。