medium 霊媒探偵城塚翡翠
一話目。
あれれ、なんかミステリとしては弱々~。
こんなうっすい話で始まっちゃっていいの?
二話目。
ようやく本格らしくなってきてくれたよ。
くどくどしたロジックは嫌いじゃないよ。
でも、マジシャンでもある作者ならではというのか、
まるでマジックのネタ本を読んでるような手順追いだけの味気なさ。
一般読者が喜んでくれるようなものじゃないでしょう。
三話目。
話としては面白くはあるけど、本格度は全然感じられない。
……っていうかさぁ、そもそもわかってんだけど!
初読だけど、まるで同時に二度読みもしてるように、
まるまる伏線も読み取れてるんだけど!
これって話題になった後で読んでしまった不幸って奴?!
最終話。
……
…………
………………
ごめんなさい。
こんなド本格だったなんて。
「本ミス」一位、大納得です。
あのときの孫悟空の気持ち、よくわかったわぁ~
というわけでこの順位表。
昨年刊行の国内ミステリ、全作品の順位を一つ下げさせて貰いました。