TSUTAYAの新作・準新作5本1,000円で鑑賞。
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2019/03/08
- メディア: Blu-ray
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以前「王様のブランチ」での紹介見た時点で、
薬師丸ひろ子と松重豊のシーンで泣きそうになってしまったので、
TSUTAYAで準新作になったら借りようと思ってて、この機会に一足早く新作で見られた。
もちろん家人が誰もいない時を見計らっての鑑賞。
いやあ、やはり予想通り、
薬師丸ひろ子と松重豊のシーンでは、もうボロボロに。
松重豊の顔を見てるだけで、リアルに伝わる心情に締め付けられる。
薬師丸ひろ子の方も、それに充分応えてくれる表情と台詞回し。
二人の演技力もの凄ぇ~とおそらく左脳の一部では感じつつも、
二人の心情のそれぞれにどっぷりとはまりこんでしまって、
もうこんなの泣くしかないやん。
映画全体としてはオムニバス形式と云うこともあってか、
TVドラマみたいな軽さが感じられはしたんだけど、
このエピソードだけで(というよりこの二人の演技だけで)
これは充分観る価値があって良かった。
原作読んでたとしても、自分の脳内で想像し得るより、きっと遙かに上だから。
(手紙持ち帰るとこだけは、設定に矛盾ありとは思ってしまったけどね。
ここはあくまでも現在の時間軸の中で、手紙を手に入れさせて欲しかった)
あと最終話の時間物設定の微笑ましい使い方もなかなか。
エンドクレジットでの描き方も楽しくて、後味も非常に良かった。
(ただこれも”過去は変えられない”という設定に矛盾してるように思う。
これは時間移動が行われた現在の方が歴史として確定したので、
未来から見た過去(現在)を改変したわけではないという理解かな?
またもう一つ、彼氏が時間を指定できたのも、とても謎だった。
一回、佳純ちゃんに未来に飛ばしてもらう必要があったのでは?
将来自分がこうさせると決めたから、未来の自分は絶対にこうするという
自信を持って、時間指定も出来たという解釈も考えてみたけど、
その時間に石田ゆり子がトイレに立つ予測は出来ないので、それも無理。
というか、一回飛ばして貰ったとしても、これは無理だなぁ。
それより何より、時間まで指定しておいて、彼氏なんで立ち会ってないんだよ?
見ておきたい要求に勝てる人いるなんて思えないな。
ああ、もう、そういうあれやこれやは真剣に考えちゃいかんぞってことだな)