レビューの一覧リストを作ったら、漫画の感想最後まで書き切ってなかったのが結構多いと気付いたので、完結させようキャンペーン中(先週のACMA:GAMEもその一環)。
- 作者: 迫稔雄
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/11/18
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いよいよこの長尺の作品のラストを飾る最終章。
”屋形越え”に突入ということで、ここからまた装丁も代わり、
「Climax」というシリーズ名称が与えられている。
44巻全部~45巻前半までが、誰が立会人になるかを選ぶ暴力編。
まぁ「嘘喰い」を締め括るには、こうなるに決まってるよなぁ、
ということで、ここまでは問題無し。
で、45巻後半が最後のゲームのルール説明なわけだけど、
最後の最後に来て、コレかぁ~~~。
「このゲームは最も私が御二人に見たい戦いであり」って、
本気で言ってますかぁ~、○○さん?!
これが作者の心の代弁だとしたら、私は悲しいぞ。
これまでのゲームのロジカルさを一切かなぐり捨てる、
運と心理だけで決まりそうなゲームで、正直萎えてしまった。
前章から引き続き、ペナリティだけが増幅されてるけど、
直接的な「臨死」なので、前章のような怖さも減じてる。
やはりこういうギャンブル・ゲーム系の長期連載は、
矮小化したラストを迎える宿命なのかな。