- 作者: 東野圭吾,高柳衣良
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2013/12/16
- メディア: コミック
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それでちょうどいいくらいの作品だった。
原作が出たときの作者のエッセイが巻末に掲載されてる。
「今回、私は自分で映画を作ってみることにしました。(中略)
自分ならどんな映画を作るかを空想し、それをそのまま文字にするわけです。」
なので元々が映像的な作品なわけで、原作自体を読まなくても、
ドラマを見るか('14年にドラマ化されてる)、漫画を読むか、で、
意外に作者の意図通りと言っても構わないのかもしれない。
でもって、一番短い時間でクリアできるのが漫画なわけだし、
その尺で充分伝わるくらいの詰め込み度合いだとも思う。
微妙な機微や、心情の深みとかを味わう必要はさほどない、
ストーリー重視のサスペンスアクションなので、
これで堪能できて、読んだ気になれたように思う。