新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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パシフィック・リム

05/11 日本テレビ放映分。

日本の怪獣物や巨大ロボット物を、上手くハリウッド流にアレンジしたな、という印象。
リスペクトも大いに感じられて、好印象。
 
ストーリー自体はシンプルで構わなくて、
そこにディテールのアイデアの積み重ねや、巧みにくすぐるあるある感で、
わかってるなぁと日本の観客に思わせてくれるだけで、”勝ち”とも思える作品。
 
二人の脳を同調させて(ドリフト)操縦するとか、
旧型で戦わざるを得ない羽目になっちゃうとか、
ロートルと新人との組み合わせになっちゃうとか、
最後の手段はエキセントリックな博士のアイデアとか、
ある意味、ダサさ満開のあるある感がいい味わいになってる。
本気でバカをやる面白さみたいなところに足突っ込んでるものね。
 
観客としては日本人が一番向いてるんじゃないかと思える、
気持ちの良い作品だった。