- 作者: 木元哉多
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/03/22
- メディア: 文庫
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あまりにも平凡な話にくらっと来てしまった。
設定だけが奇抜なだけ。
二話目。
誰もが思い付く単純すぎるトリック一発。
三話目。
この奇抜な設定に「老衰」をどう組み込むのか、
という興味くらいだったな。たいした意味なし。
最終話。
これに限らず、全話伏線があからさますぎて、
意外性のかけらも無い。
メフィスト賞だというのに、ライトノベル系の
レーベルで出すのは当然の作品。
一週間で百本の短編アイデア作れと言われて
はい作ってみました、なクオリティの作品に思えた。
そういうもんを幾らでも詰め込める、
便利なフォーマットにはなってるので、
どんだけでも増産可能だろう。
全く読む気にはなれないが。
採点は5点。
今年度の自分のワースト作品はこれで決まったかも。