- 作者: 日本推理作家協会編
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/12/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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まだ読んでなかったことに気付いてしまったので、早速読了。
こうして見ると、結局この光文社版って、一貫して中間小説的な味わいが
好きなのかもしれない。本書もなんかそんな感じだった。
タイトルはとぉ〜っても魅力的なんだけどなぁ。
でも、本書の中に「奇想」がウリの作品なんて、
一編も無いような気がするよ。
そんな中から選ぶ、いつものベスト3だけど、
選びたい作品って、わずか一編だけだった。
それが長岡弘樹「親子ごっこ」
ちょっと作り過ぎな気がしないでもないけど。
後はまぁ好みでの選択にならざるを得なくて、
湊かなえ「長井優介へ」
伊坂幸太郎「小さな兵隊」
にしとうこうかなってところ。
なので、採点は6点止まり。
三年毎の二分冊としては寂しい限りだ。
講談社の年間版の方が、いつもずっと愉しめるように思えるから。