新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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ハチワンダイバー 30〜35巻(完)

冬休みを利用して、一気に感想書き上げておくことにしよう。
本書なんかも、日記の購入日を見ると、既に1年半以上も前に読み終えた作品だ。
書影は完結セットで貼ってみよう。

結局、奇妙な作品だったな。
 
将棋の局面はほんの一部だけ。一瞬のキャプチャみたいなものだったから、
相当よくわかってる人じゃないと、ほんとの将棋としての面白味は掴みにくいんだろうな。
ギャンブル漫画系の興味で最初は手にしたんだけど、そういうものではなかった。
 
どっかで見切りを付ければ良かったなぁ。
途中から完璧に惰性でしかなかった。
 
フィクションと現実をどう折り合いを付けるかという点も、
なんだかあやふやだった。
監修の鈴木八段など、実在の人物を盛り込んだのが失敗だったと思う。
登場人物の強さが中途半端に思えてしまった。
あくまでフィクションに徹するべきだったんじゃなかろうか。
 
そよの巨乳キャラもそんなに魅力的ではなかったし。
菅田が結局勝っていくとこも説得力が薄かった。
谷生の強さの描き方が極大なだけに、それに見合う理由付けは
出来ず仕舞いだったんじゃないかなぁ。 
 
う〜ん、なんのかんのこれだけ読んじゃった割には、イマイチだったな。