新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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君の名は。

そんなわけで(昨日の日記参照)デスノートに行くのは止めてしまったのだけど、
もうすっかり映画見に行くモードに入ってたので、代わりにこれを選択。
 
6本見れば1本タダってのがあるので、TOHOシネマズに行くつもりだったんだけど、
一応確認してみたら、イオンシネマの方が500円も安く見られることがわかった。
ハッピーモーニングって奴で、平日朝10時台までの全作品が¥1,300らしい。
なんか色々割引設定あるんだな。
 
ついでに一度は行ってみようと思ってた、ららぽーと海老名があるので、
イオンシネマ海老名に向かうことに。定期の範囲内だし。
 
前置き長くてごめんなさい。
 
では、「君の名は。」の感想を。
若干ネタバレが含まれますので、そのうちレンタルで借りようと思ってる方はご注意を。
 
これは良かった!!!
 
前半の男女入れ替わりのコメディ路線から、
後半の時間物切なさ路線への繋がり。
 
行動の動機付けがいまいちよく理解出来なかったり、
ご都合主義的な感触は相変わらずあるにはあるんだけど、
それはささいなことと思えるくらい、全体的に楽しませてくれる仕上がり。
 
画は本当に美しい。
日常のディテールが細かく描かれているから、余計に引き立つように思う。
 
主人公以外のキャラクタや、声優陣にも文句無し。
流れを削ぐような要素が全く見受けられなかった。
 
後半はだいぶうるうるさせてもらったよ。
 
そして、そして、ラストの展開もいいじゃない。
秒速5センチメートル」という先行作があってこそのこれ。
 
これまで四作品見てきたけれど、初めて心地良さのまま
終わらせてくれるハッピーエンドに出逢えた。
 
この作品のために、これまでがあったんじゃないかと思えたくらい。
(つい最近見始めたばかりで、こんな感想はおこがましいけど)
 
いい作品だったなぁ〜。