- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/11/19
- メディア: コミック
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こういうのが死ぬほど溜まってるんだけどね。
スピンオフ作品なのだが、岸部露伴は主人公というより、
語り部的なポジションにある作品が多い。
「富豪村」を除いては、露伴である必然性は
無いとも言えるので。
それでは各作品の感想を。
「懺悔室」
ホラー風味が最も高い作品。短編としての出来映えは一番かも。
怪異譚として起承転結全てが綺麗に収まった作品。
「六壁坂」
ホラーとユーモアが紙一重であることを示すような作品。
背中を向けて血を飲んでるシーンが一番怖かった。
「富豪村」
本書で最も好きな作品。導入の謎も素敵だし、着想も抜群に面白い。
後味悪くしないために露伴の能力も活用されて、完成度抜群かと。
「密漁海岸」
なんでこんな話を書こうと思ったのかな。へんてこな作品。
「岸辺露伴 グッチへ行く」
露伴である必然性はこのビジュアルのみか。
ファッション誌掲載らしい、ビジュアルメインの作品。