- 作者: 堀尾省太
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/10/23
- メディア: コミック
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ここまで膨れ上がってしまうと、壮大なクライマックスを
期待するしかないだろという状態で、この肩透かし感。
色々と想定を裏切ってくれるところが良さでもあったので、
これはこれでたしかに一つの方向性としてありだとは思う。
思うけどなぁ。
だから、もう一個裏切りが来るんじゃなかろうかと、
ちらっとは期待したんだけど、そこは無かった。
しかも最後に突然現れるオールマイティーカード。
これはちょっとあんまりじゃないの。
「ミスト」じゃないんだから。
なかなか他に無い風味の作品で、佳作だと思うんだけど、
閉じ方だけは、残念ながらとても成功とは言い難いかなぁ。