- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/11/28
- メディア: ハードカバー
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ダン・ブラウンのことだから、突拍子もない意外性なんだよなという、
裏ワザのショートカットみたいな考え方をついついやってしまった。
そんなわけで、ええっ〜というような意外性は感じなかったけど、
それでもこれをどう成立させるんだろって思ってたところは、
やりすぎなくらいやってたのねと、そういう驚きは味わえた。
それに、まんまと叙述のミスリードにも、引っかかってしまってたぜい。
(映画でこのミスリードをちゃんと活かせられるかな?)
前作「ロスト・シンボル」は不調だったけど、
本作はなかなかの快作だったんじゃなかろうか。
題材も演出もいかにもなハリウッド映画だし、
映画でもまた一稼ぎするんだろうなぁ。
人口増加のグラフも結構衝撃的。
ただ、終盤の展開(”インフェルノ”自体の謎解き)はどうなんだろ?
あんましハリウッド的ではないような気もするけどね。
メインの謎解きの後が結構長かったから、もう一つ大どんでんがあるんじゃないかと
思ってたけど、どんでんが無いという逆どんでんだったからなぁ。
続編前提のラストなんだろうか?
海に出て戻ってきたあたりの行動は怪しかったし。次作の伏線かな?
(何年かかるんだ!という話はあるけど)