TSUTAYAアプリでの一週間有効100円クーポンでの第三弾。
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2015/02/04
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (6件) を見る
年間ベスト級のミステリを読み上げたときのような、
鑑賞後の後味の余韻(映画の場合の「読後感」に相当する言葉って無いのか?)
を味わうことが出来た。
でも、その浸ってる余韻の中で気付いてしまったことがある。
で、気付いてしまうと、さすがに手放しで「秀作」とは言えなくなってしまった。
単品として鑑賞するには、本当にいい映画なのだが……
おっと、この先はミステリ読みの方にはネタバレになる恐れが高いので
「続きを読む」の中に入れておきます。
見るつもりがあるけど未見のミステリ読みの方は、鑑賞後にどうぞ。
では、改めて。
映画鑑賞後の余韻に浸ってる中で、「でも」と気付いてしまったこと。
でも、
このプロットは知ってるぞ、ということ。
そう、このプロットは以前読んだことがある。
根本のプロットのアイデアが、年間ベスト級のとある傑作ミステリと
ほぼ同じと言ってもいいものではないか。
残念ながら別個に構想したものとは思えないくらいの同一感。
この映画のどこが一番いいかというと、やはりこの構想の意外性なので、
換骨奪胎として無条件に擁護してあげるわけにもいかないなと。
独自作品として全体的に非常に綺麗に構築されているので、
パクリ作品として批判するつもりまではないが、やっぱ残念には思うなぁ。