新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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ルパン三世 princess of the breeze〜隠された空中都市〜

01/23(金) 日本テレビ放送分。三週連続ルパン祭りの第二弾。

映画ではなく、TVスペシャルのようだな。
ってのを調べようと検索してみたら、Amazonでの酷評の嵐に悲しくなってしまった。
 
ええ〜、個人的には好感持ったんだけどなぁ。
 
本作のスタッフは、本気でカリオストロを再現したかったんだと思う。
いろんなモチーフ、いろんなシーンがそこにつながっていく。
それらは決して模倣ではなく、オマージュなんだと思う。
 
勿論きっと彼らも偉大な作品に近付くことさえ難しいことはわかっていたはず。
それでもこういう作品を作りたいという心意気には共感するなぁ。
 
キャラクタ・ストーリー・アクション・ユーモア・仲間の活躍・切なさ・感動、
それぞれが全部本家には敵わないけど、だってそれって仕方ないもの。
でも、総合として本家を目指した作品として、高く評価したいと思う。
個人的には大満足。
 
その好印象を支えてくれたのが、新しい声優陣。
久々にルパン見て、ほぼ一新されてるにも関わらず、違和感をほとんど覚えなかった。
交代当時、無理してる感満載だったクリカンだったけど、本作なんてもう一切無し。
すっかりルパンそのもので、のびのびとした自然体。
芸達者山ちゃんの銭形なんて、初めからこうだったんじゃと思えるくらいはまってたし。
リアルタイムで初代から見てた自分にとっても、納得の仕上がりで嬉しい驚きだった。