新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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空ろの箱と零のマリア 5〜6

前作から間が空いていたこともあって、出てたことを把握してなかった。
3〜4巻同様、これも二巻で一つのお話なので、まとめて感想を。

空ろの箱と零のマリア〈5〉 (電撃文庫)

空ろの箱と零のマリア〈5〉 (電撃文庫)

空ろの箱と零のマリア6 (電撃文庫)

空ろの箱と零のマリア6 (電撃文庫)

くっらぁ〜〜い!!!
 
まずはこの一言に集約されるな。
これまではゲーム性のある展開でだいぶ覆い隠されていたのか、
それともこの期間を経ての作者の変化なのか。
 
登場人物全員が全員、嫌な奴になってしまっているし。
本来のヒーロー・ヒロイン役に至っても例外でなく。
誰にも感情移入できない作品。
 
ゲーム性も希薄。
幾つかツイストが盛り込まれてるのはさすがだと思うが、
期待していた方向性の話ではなかったなぁ。
 
次が最終話ということだが、う〜ん、あまり期待は持てないか。
 
採点は6点。