昨年の6月に購入したDVDで鑑賞。
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2004/11/25
- メディア: DVD
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特に最後の爆発の理由が、さっぱりと理解できなかった。
見終わって検索して、原作では書かれてた条件が、映画では描かれてないことがわかった。
……って、それって、ダメダメじゃん。
せっかくの二段落ちが台無し。
「隣人は静かに笑う」「スケルトン・キー」という、観客の予想を裏切るどんでん返しでありながら、巧妙な伏線にひれ伏すしかなかった、あの脚本家のものだとは到底信じられないんだけど。
他の疑問点もあるんで、ネタバレFieldに一応まとめて書いておこう。
(単に自分の理解力が劣ってるだけかもしれないけど)
- ★最後の爆発の理由は?
これは検索してようやくわかった。
ターゲットとの接触以外に、自分がクローンであることを理解したら爆発する、という条件が原作では書かれてたらしい。映画ではその条件は描かれてなかったよね。ひどい話だ。
- ★奥さんがクローンである意味は?
二人ともクローンだった場合(これが真実だったわけだが)は、旦那が接触した時点で爆発してるわけだから意味無し。奥さん単独という一段目のオチを成立させるためには、議長を自宅に招待する予定になってたとか何か描かれてないと弱い。突然旦那は中継役だったと言われても、どう中継するっちゅうねん。とにかく必要なはずの描写がなさ過ぎだろっての。
- ★Scanのシーンはどう理解すればいい?
胸のところでガタガタなったところは、主人公がクローンであると示してたんだよね? 一段目の奥さんオチには矛盾する描写。その前の段階で中断させるべきだったのでは?
も一つ。そのScan結果は保安局も確認してたのに、主人公の方はクローンではないと思ったのは何故? 中断したから結果が残ってなかったと理解しようにも、保安局は結果を見て納得してたという描写と矛盾しちゃう。これ、私の勘違い?(見返す気力は沸かないのよ)