Q.E.D.証明終了(45) (講談社コミックス月刊マガジン)
- 作者: 加藤元浩
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/06/17
- メディア: コミック
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「金星」は犯人は分かりやすいが、トリックはすぐには気付けないレベル。
仕掛けを回収する手段が綺麗にはまってて、シンプルながら良いハウダニットかと。
しかし、これだけシンプルでピタリ嵌まってると、前例ありそうだなぁ。
金星の話との絡み方はイマイチだったように思う。
「初恋」は深読みし過ぎちゃった。でもそれには理由がある。
だってこの犯人のトリックには無理があるんだもの。
最初に誰だか確認する方が普通だと思うんだが、そうされるとおしまいだよね。
通常は発見者の一人が犯人で、もう一人には顔を確認させないように誘導するってのがセオリーのトリックだろう。
よくあるトリックのアレンジではあるが、残念ながらその点では失敗しているかな。