日曜日に鶴川図書館に行ったら、このシリーズが一杯置いてあったので、SF色強そうな巻をチョイスして借りてみた。
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1999/10
- メディア: コミック
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
ロマンチックな奇想SF系作品が集められた巻なのかな(最終話だけ例外だけど)。
「ガラスの脳」
神様にたった五日間だけの生を与えられた少女(それ以外の一生は昏睡状態)に、一生を捧げる少年の純愛。凄い話だな。
「グロテスクへの招待」
ちょっと引いてしまう題名であり展開なんだけど、予想外にロマンチックだったりして。
「ふたりでリンゲル・ロックを」
どんな壮大な話になるのやらと思ったら、こじんまりとしたロマンチック。”世界”を手に入れるって(笑)
「るんは風の中」
これはいいなぁ。大好き。時間物の変形っぽい雰囲気で、重すぎず軽すぎずの爽やかさがとても心地良い。
「0次元の丘」
本巻の中では異色。生まれ変わりの話なんだけど、戦争物に繋がるんで後味がイマイチ。