【奇術探偵ジョナサン・クリーク(ほぼ)全作レビュー】
2010年イースター・スペシャル。2009年版に続いて、相方はジョーイ。謎解きのWebsightを運営と、事件に遭遇するお膳立てが出来てる設定なんで、このままTVシリーズ版にしてくれたらいいのに〜〜! 一昨年、昨年とパイロット版で様子見たんだから、今年あたり、どや?
19世紀後半に起きた謎の殺人事件。ある屋敷の主人がエジプト人のメイドによって殺害された。しかし、主人の体に外傷はなく、また毒殺の可能性も否定された。謎の事件から100年以上経ち、同じ屋敷で再び新たな殺人事件が発生する
これぞ、マジック!!!
いやあ、来たね。
まんまマジックとも思えるような、見事な離れ技。
スペシャル版は四作品とも、かなりマジック的なトリック(しかも結構大ネタ)を仕込んであったけど、これはその中でも比較的シンプルでありながら、効果は絶大。
他の三作は「どこにトリックが仕込んであるか」ってのは明白って感じだったけど、本作に限ってはそれを見破ること自体が難しいと思う。
まぁ、これ以外はなんだかみ〜んなミスリード気味ではあったけどね。
でも、このメイン・トリックの意表の突き具合がとっても見事だったので、これが第二位。
「悪夢の部屋」>「怨恨の木」>「特別な存在」=「窓の向こう側」の順かな。
でも、どの作品も良くできてる。例外なく良質のスペシャル版だと思う。