新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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インセプション

というわけで(前日の日記より続く)、TSUTAYAの百円キャンペーン(最寄りの店舗では画期的な出来事!)にて鑑賞。

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イマジネーションの王国。
ノーランのオリジナル脚本作品としては、あの「メメント」以来なんだとか。さすがに複雑で巧緻。観客の混乱を巧みに誘導しつつも、確実に読み解き得る世界を構築している。
それでいながらも、唯一無二には固定させない、憎い演出が冴えている。
 
ラストシーンの解釈が二分されているようだ。
私自身は何も迷うことなく現実説を採る。夢の世界に留まるのであれば、妻も子どももいる世界が選択可能なんだから。甘ちゃんと言われようが、このハッピーエンド以外を考慮する必要性など考えられない。
 
脚本だけでなく、映像も良かったな。
折り畳まれる街の映像。無限回廊の実写映像化。無重力アクション……
 
とっても満足できる作品だった。
やはり、クリストファー・ノーラン、凄ェ〜〜っ!