- 作者: 柴田ヨクサル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/03/19
- メディア: コミック
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しかし、そういう生き死にの中に現実の人物が登場すると、薄っぺらく思えてしまうのが難点。
カッコ良く描かざるを得ないけども、御本人とのギャップが……(すみません、鈴木八段、でもやっぱり……)
そんなキャラ違いを抜きにしてもの話(失礼なことを言ってるな、わし。何度か将棋企画でお世話になってるのに)
漫画って”絵空事”を前提として楽しんでるわけで、しかもこういう荒唐無稽系の作品だと、それが突き抜けていればいるほどぶっとび感でアゲアゲになれるはず。だけどそこに「現実」を投入しちゃうと、「ここまで」というレベルの限界を作っちゃうんだよね。
”果て”が、しかも結構目の前に見えちゃったら、やっぱシラけるわな。
正直、演出の失敗だと思うぞ。