新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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キル・ビル Vol.1

昨年5月購入のDVDで鑑賞。これが初見(今更ですんません)。

かな〜りグロいのが難だけど、さすがにさすがの作品ではあったな。
漫画のシンプルさや荒唐無稽さや表現の自由な派手さを、そのまんま「やっちまいな」と映画の世界にぶちこんだ作品。
特典映像も一通り見てみたんだけど、みんな口を揃えて「監督は子供のような人」と言ってるのが笑える。作った本人の「愉しさ」が観客にも伝染しちゃう、良性のパンデミックがたまりませんわん。
 
ところで、これを見たのは、これが「大どんでん返し映画」22本に選ばれてたからなんだけど、こういう意外性だったのか。敢えてそこに注目するような作品ではなかったぞ。