ゴルゴ13/GOLGO13’S MYSTERY OMNIBUS

今日は三ヶ月ぶりに髪を切りに。「新しいの、入ってますよ」と店主が嬉しそうな顔で持ってきたのがコレ。「これ買おうと思ってた奴だよ」と、思わぬところでラッキーにもめぐり逢った作品。おかげで買わずに済んだよ。

ゴルゴ13/GOLGO13’S MYSTERY OMNIBUS (My First Big SUPER)

収録作品は『神に贈られし物』『芹沢家殺人事件』『蒼狼漂う果て』『死に絶えた盛装』『６０日間の空白への再会』『破局点』『ピリオドの向こう』『２万５千年の荒野』の８作品、８００頁。杉江松恋の解説付き。
ミステリファン必見というほどではないけどね。一番本格っぽい作品は『死に絶えた盛装』だけど、これはさすがにミエミエ。まぁゴルゴには謎はあっても、本格の様式で解くようなものではないからな。一番面白いのは、事が起きる前のハウダニットだものね。「どうやってやったのか？」ではなく、「どうやってやるのか？」
ベストはやはり既読作品ではあるけれど『芹沢家殺人事件』だな。『破局点』『２万５千年の荒野』でベスト３。