- 作者: 鯨統一郎,みなづきふたご(漫画)
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/08/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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漫画と文章が半々で、文章では信長に関しての知識が書かれているが、氏の文体では全くなく明らかに別人の筆。漫画のキャラも鯨キャラを彷彿とさせるものではなく、実よりも名を借りただけ(鯨にそこまでの価値があるのか不明だけど)という雰囲気だなぁ。
日本史には全く造詣のない人間なので、この珍説がいかほどのもんかはわからないが、論理展開や根拠は薄すぎて説得力に欠ける気はしたなぁ。「うつけ者が切れ者に変わったのは、別人になったから」という思い付きを繰り返してるだけのようなイメージ。
まぁまじめに読むもんじゃないというのは初めから分かってることなので、いいっちゃあいいんだが。
満足も不満足もなく、こんなもんだろ、という”ゆるだるさ”はある意味鯨統一郎的(笑)。