最新刊まで一気読み。巻数が多いので、書影は最新刊のみ。
- 作者: 柴田ヨクサル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/11/19
- メディア: コミック
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この中で1巻だけを選択するならば、第6巻の澄野三面指しで決まり。原始中飛車からのあっさりの菅田戦に、ポッチャリキューティの腕力勝負と見どころが多彩。素人でもわかりやすい勝負展開だったし。くると澄野のドリンクバー対決もコミカルで、ラストで一手報いてたところもお見事。
ゲーム漫画・ギャンブル漫画系の愉しみを期待していたから最初は戸惑ったが、割り切って将棋とドラマと乳の複合技として愉しんじゃえれば勝ち。
将棋の局面も本格的で、それでいて素人でも「おおっ」と思わせてくれるケレン味に溢れていて、そこだけでも愉しめるようになってるのが上手い。鈴木大介八段、いい仕事してくれてます。上記のファミレス対決以外でも、8巻の意地の飛車成りの攻防戦からの二こ神流銀打ちなんかは、ほんとわかりやすくてしびれる局面だったと思う。7巻の将棋学園クエストの終盤、桂の三連打もドラマチックだしね。
くるのおまけ漫画も好きだなぁ。今後のレベルアップも出てくるかな?
ここまで来たら、最後までお付き合いしますわん。