- 作者: 池野恋
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1991/07
- メディア: 新書
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長期的記憶槽が欠陥品の自分なんだけど、何故だか妙に彼女の作品との初めての出逢いを覚えてる。高校時代塾に向かう途中、栄町の線路踏切側のちぃ〜っちゃな本屋で、「ちょっとおとぎ話」のコミックスを手に取ったんだった。
珍しくファースト・インプレッションで速攻購入。これが結構良くってね。続く「舞ちゃんノン・ストップ」「めちゃんこ教室」も楽しかった。「ときめきトゥナイト」もアニメ化される頃までは、買ってたんだよな。
全然特別な思い出じゃないのに、何で覚えてるんだろ? そう言えば、小田空の「空くんの手紙」を見つけたのも、この本屋だったように思う。あれも好きだったなぁ。今まで思い出したことすらなかったけど、この頃のりぼんの思い出は不思議と、あの小さな本屋につながってるんだなぁ。当然もうとっくのとうの昔に、お店は無くなってるんだろうけど。
個人的感傷だけになっちゃったけど、本編だってやっぱりそんな遠い時代の記憶に繋がりそうな、とっても可愛らしい話でほのぼのさせて貰いましたとさ。