サイン

サイン [DVD]

TSUTAYAの半額キャンペーンにて鑑賞。
（多少内容に触れますので、この映画を見たことのない神経質な方は、これ以上読まないでくださいね）
　
　
　
　
あ、あれ？　こんな風にオチのない作品もあるのか？　逆に意外だったりして。
う〜ん、しかし、間抜けだ。遠い宇宙からやってくる科学力はあっても、板きれ一枚破れない宇宙人。
そうだね、エーテル程度しか満ちてない宇宙空間より（いつの時代の宇宙観だ？）、たかだか空気の層でしかない大気圏よりも、物理的な遮蔽度では板きれの方が上だよね。凄いぞ、板きれ。たたえよ、板きれ。
でも、それよりもっと強いのは、インド人ウェイターみたいなシャマラン監督。宇宙人に勝っちゃうは、弱点を知ってるは、主人公の人生の節目に大きく干渉するは、メイン・キャラ並みの目立ちっぷり。でもって、これほど間抜けなエピソードを積み重ねて、人間ドラマにしちゃうんだからな。凄いぞ、シャマラン。たたえよ、シャマラン。
（牧師様、私は今日も心にもないことを書いてしまいました。懺悔いたします……）