バード 砂漠の勝負師 2巻(完)

バード 2―砂漠の勝負師 (近代麻雀コミックス)

なるほど、来たねぇ〜。たしかに出来るもんなんだなぁ、”全自動卓での天保”。現在の卓でもこれが可能なのかどうかはわからないけど（でも、あんまし変わってなさそうだよな）、これが書かれた当時は日本全国あちこちの雀荘で、確認してみる奴等が後を絶たなかったに違いないぞ。
しかも謎解き一発で終わりってわけじゃなくって、その後にも何段もの謎と謎解きを重ねていく。マジックは都合良すぎぃ〜、と感じるところもあるが、なるほどの改良手順も合わせ技になってるので、格別ずるさは感じない。
いやあ、大・大・大満足だったなぁ〜。強烈なハウダニットの快感に酔い痴れた作品だったぜい。傑作。