新・三つの棺-「幻影の書庫」日記

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ハーフな分だけ

普通の漫画で普通にSexが描かれてる話が結構苦手だったりする。エロ漫画だったら大好きなのにね(”大”は付けるなよ〜⇒自分)、ごく普通の話だと妙に抵抗感を感じてしまうのは何故だろ?
ま、別にそんな露骨な話でもなんでもないのだが。純愛ラブコメ系だものね。ほのぼのと可愛かったりもするが、妙に現実味のあるシビアさが俗っぽくもある。「運命のような出逢い」を描いているところは好きなんだけど、「運命だったら受け入れよう」的な展開はちょっとイヤだったな。雰囲気的には一見丸く収まってるが、結局結論が出ていないあたりも個人的には気になったので、本編の評価は微妙なところ。
一方、お薦めだった「電話をください」は、たしかに意外とミステリ短編っぽい結構を示していた。ちょっと「怖い」系に傾きがちだったところを、最後のオチで救っているあたりも、読後感を良くしてGood。