- 作者: 今井ゆきる
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 1998/10/01
- メディア: 単行本
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とっころで、本書の書き下ろし「最後のディナー」は、結構気合いが入っている。分量だけでも、実に1/3以上を占めているしね。ファンサービスなだけじゃなくって、切ない系謎解きとして成立させている。石岡のダメさ描写のねちっこさだって、氏の作品中群を抜いてるし。
『島田荘司 very BEST10』 読者投票中間発表で、なんと第3位に選ばれてたりするよ(最終発表での順位は不明)。いやあ、いくらなんでも、そこまでの作品じゃないだろう(笑)
ミステリという範疇を越えて、シリーズとして、キャラクタとして愛されてるってことなんだろうな。