LIAR GAME 4巻

LIAR GAME 4 (ヤングジャンプコミックス)

あらら、ついに単行本一巻で一つのゲームが完結という流れが途絶えてしまった。それだけ奥深い戦略が描けるからかな、と今回は好意的に見てみよう。
これまでは「超シンプルなルールに意外な必勝法」というパターンだったけど、今回の密輸ゲームはルール自体がそれなりに複雑。それが吉と出るのか、凶と出るのか？
これまでのゲームに比べれば、この巻の展開はあまり歓迎できる方向ではなかったように思う。「ゲーム」の性質とは違うところに謎解きの着地点を持ってきてたものな。しかし、問題はここからだろう。新たなライバルとの丁々発止が、ロジックの頭脳戦として展開すると楽しいんだけどな。