- 作者: 小畑健,大場つぐみ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/05/02
- メディア: ペーパーバック
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しかしここまで、ニアに関して読者の共感を一切喚起していない以上、読みの深さでライトを超えさせるわけにはいくまい。だからといってライトが勝利する結末では、Death Note世界の終焉を描けない。
となると通常考えられるのは、「自滅型」エンディングだろう。深読みしすぎ、あるいは必要以上の布石を打ってたが故に、同時に作動して「反対の反対の賛成」みたいに作用してしまうとか、道具とする人物がライトの思考に付いていけずに誤動作してしまうようなこと(こっちはちょっと意味が違うか)。とにかく、ニアにも超えられなければ、自分自身に超えて貰うしかないものね。
でも、私のホントの予想はこちら。ライトはきっと正面からの対決ではなく、横っ腹からの不意打ちにやられる。それもロジックとは対極にあるものに。そう、ライトはニアとの対決には勝利するが、”女心”に敗北する。展開は読めないけど、これで決まり。どうだ?