- 作者: 早坂吝
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2017/07/12
- メディア: 単行本
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その斜め上度合いは、ほとんどの読者を騙せるに違いないだろう。
このバカミス着想はさすが。
毎作、毎作、ユニークな着想を捻りだしてくれる作者だ。
奇想好きなミステリファンは目を離すことが出来んわなぁ。
ただ、まぁ本作の場合は豪華一点主義で、
犯人とかは何の工夫も無くそのまんまだし、
本格ミステリとしての面白味はさほど無いわけだけど。
読んでる間の面白味も個人的にはイマイチ。
とはいえ、やっぱりこの着想がある分、
7点は付けとかなくちゃいけないよなぁ。
これで今年刊行の国内ミステリ10作品読んだので、
年間順位表を明日アップすることにしよう。